歴史に興味を持ち始めたきっかけは、「燃えよ剣」からでした。 次が「竜馬がゆく」。すごすぎます。




人間の集団について―ベトナムから考える

人間の集団について―ベトナムから考える人間の集団について―ベトナムから考える
司馬 遼太郎
中央公論社 刊
発売日 1996-09
価格:¥740(税込)




人間の集団について 2005-03-17
 本書解説にあるように、「第一級の思想書」であると思う。司馬さんは二十歳のころから、ベトナムに行きたかったそうだ。がちょうどその時、兵隊にとられてしまって行けなかったそうだ。だから何十年か経って、ベトナムの空港についた時には本当に感動されたらしい。司馬さんのなかでは、日本・韓国・ベトナムは限りなく近いものがあるらしい。
 旅日記的な要素も多分に含んでいる。しかし、それ以上に多面的にベトナムを見ている。ベトナムを通して、思想している。
 また、司馬さんがアジアのことを語るのは珍しくはないが、このように一冊丸々で。というのは割と珍しい。
 中身とは関係ないが、本書内に簡単でいいから、ベトナムの地図がついていればなお良かった。ベトナム戦争から三十年経っているので、ベトナムの地理がぴんと来ない。


■続きを読む


この記事は2006/5/30に作成しました。

【司馬遼太郎の経歴】
1923年生まれ。

学徒出陣で陸軍に入り、満州へ行き、終戦時は本土の戦車連隊所属。

復員後、朝日新聞社を経て、産業経済新聞社入社。1961年退社。

1960年、「梟の城」で直木賞受賞。1966年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞など多数の作品を残す。

1996年永眠

あの神田昌典さんの超人気CDがもらえる、フォレスト出版リーダーズクラブはこちら