歴史に興味を持ち始めたきっかけは、「燃えよ剣」からでした。 次が「竜馬がゆく」。すごすぎます。




空海の風景

空海の風景空海の風景
司馬 遼太郎
中央公論社 刊
発売日 1994-03
価格:¥720(税込)




大差の判定勝ち 2005-08-13
空海という空前絶後の巨人を随筆風に描いた作品。空海の思想という核心には近づかず、その周囲を旋回しつつ、周りを点検していくという作業が繰り返される。上空から空海という存在を俯瞰することにより、等身大の空海のイメージを徐々に読者に固めいってもらうという狙いがある。それゆえ、「空海の思想」という核心に近づきたい人は、ある種の歯がゆさを感じるが、読了すると、「俯瞰することで、実は人間空海の実体に近づいていた」ということに気付く。あえて核心から遠ざかり、周囲を旋回しつつ、徐々に人間空海にアプローチしていくという、巨匠司馬遼でしか出来ない見事なアウトボクシング。


■続きを読む


この記事は2006/5/30に作成しました。

【司馬遼太郎の経歴】
1923年生まれ。

学徒出陣で陸軍に入り、満州へ行き、終戦時は本土の戦車連隊所属。

復員後、朝日新聞社を経て、産業経済新聞社入社。1961年退社。

1960年、「梟の城」で直木賞受賞。1966年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞など多数の作品を残す。

1996年永眠

あの神田昌典さんの超人気CDがもらえる、フォレスト出版リーダーズクラブはこちら